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山形奇襲作戦で名古屋から価値ある勝ち点1奪う

 J2モンテディオ山形が奇襲作戦で、名古屋グランパスから価値ある勝ち点1を奪った。前半からGKを起点にショートパスで攻め上がる相手の出ばなをくじいた。3トップが両サイドに開く相手センターバックをマーク。パスの出しどころを失ったベテランGK楢崎正剛(41)の動揺を誘った。

 前半、立ち上がりの相手GKからのリスタート。いきなりFW中山仁斗(25)、MF汰木康也(21)、MF瀬沼正和(26)の3人が見透かしたように極端に高い位置にポジションを取った。どこにボールを預けようか戸惑う楢崎。その動揺はすかさずフィールドプレーヤーにも伝染した。

 汰木 キーパーはつなげなくて困っていたし嫌な顔もしていた。無理やり蹴ってくるしかなかった。スカウティングで弱点はわかっていたので。

 相手のパスミスを誘い高い位置でボールを奪うと何度もゴールに迫った。試合後、風間八宏監督(55)「あまりいってしまうと…。楢崎の判断なので…」と言葉を濁した。筑波大の大先輩との初対戦となった木山隆之監督(45)「ゴールキックでもしっかりつないでくる。そこを遮断していこうと。圧力はかかったのかな思う」スコアレスドローながら攻めの采配が光った好ゲームだった。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1820030.html


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モンテディオ山形 0-0  名古屋グランパス

得点者

NDソフトスタジアム山形 入場者数(9,573人)

     山形   名古屋
   FK    20    15
   CK    6    3
   PK    0    0
 シュート    14    7
 警告/退場    1/0    0/0

[山形 木山 隆之監督 ]

試合としては、今日、自分たちが望んでいたようなプレーがある程度できていたと思います。守備も強かったですし、攻撃のところもカウンターに出ていくスピード、ボール持った時のつないでいく勇気、どれもしっかりあったと思います。やっぱりゴールを割ることができないと試合には勝てないので、そのあたりはしっかりまた、みんなで積み重ねていくべきことがたくさんあるということも自覚しました。

あとは、前回の試合と今回のホームの試合、2戦続けて引き分けなんですけども、2試合アウェイで良い戦いができないというか、結果が出せなくて、その中で帰ってきた時に、ファンの人たちがものすごい雰囲気の中でわれわれを迎えてくれてサッカーをさせてもらえている。そのことに関しても本当にファンの皆さんに感謝の気持ちが絶えないですし、あらためてこのチームを何とか強くしようという意志をより強くしているので、何とか次のホームゲームでファンの人たちを喜ばせる結果を出せるように、全力でやりたいと思います。次、またアウェイになりますけども、何とか勝点3を奪って帰ってきたいと思います。

[名古屋 風間 八宏監督 ]

一言だけですね。技術が足りない、それだけです。ですから、自分たちの意図するようなものはほぼなかった。ただ、負けなかったこと、これだけは良かったです。以上です。

--攻撃が単調になりましたが、サイドに人を掛けて密集して攻略する中で、もう少し判断で大きい展開、サイドチェンジなどを織り交ぜた方が良かったかなと思いますが、どうでしょうか。

それはあなたの意見ですね。簡単に言うと、じゃあ本当に密集が作れているか。作れてないです。全くボールも自分たちは扱っていませんし、1つは何かというと、単純に空いた場所にただ出しても、簡単に相手は崩れない。ただ、その前にどれだけの仕掛けがあるか。それには技術です。ボールも止まらない。それから、ボールを走らせることができない。そういうことで敵が見えない。これでは攻撃にならないです。そういう何かやり方の話じゃなく、あまりにも余裕がなかった。

--長男・風間 宏希選手との親子対決になりましたが、成長を感じたところなどありましたか?

そんなこと見ている余裕はありません(笑)。彼は彼で頑張ってくれればいいと思っています。

https://www.jleague.jp/match/j2/2017/050707/live/#coach


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【山形】シュート敵軍の倍14本も2戦連続のドロー

 モンテディオ山形はホームで名古屋に0―0で引き分け、2試合連続でスコアレスドロー。3試合連続無得点となった。シュート数は敵軍の7本に対し、山形は倍の14本と攻め込んだが、ゴールは決まらず。リーグ戦4試合連続白星なしとなった。

MF風間宏希(25)は、名古屋を率いる父・八宏監督(55)と初めての父子対決に挑んだ。「試合前は成長を見せたいと思ったけど、試合に入ったら無我夢中だった」と、持ち前の鋭いパスを生かしてチャンスを演出。自身もペナルティーエリア手前からシュートを放つなど、積極的にゴールを狙うも、決定打は生まれず。“父討ち”を果たすことはできなかった。

 勝ち点1を積み上げたが、順位は15位から16位に後退。宏希は「カウンターがはまった場面もあったし、勢いの出る試合」と前を向いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170508-00000080-sph-socc


 


























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