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美パスの直後に落とし穴…水戸MF船谷が痛恨PK献上、後半2発の町田が3連勝&“初白星”

 FC町田ゼルビアがホームで水戸ホーリーホックに2-0で勝利し、今季初の3連勝を飾った。リーグ戦で過去4分1敗と苦手にしていた相手だったが、6戦目にして初白星。敗れた水戸は3試合勝ちなし(1分2敗)となった。

 2連勝中の町田は前節・群馬戦(2-0)から先発変更はなし。フォーメーションも開幕からの4-4-2を継続した。

 水戸は中盤でのセカンドボールの争いでも優位に立ち、主導権を握り始める。後半26分にはゴールキックの流れから前田が左サイドへ展開し、途中出場のMF船谷圭祐が左足で絶妙な浮き球スルーパス。裏へ抜け出した前田の前を通り過ぎ、右外から走り込んだ白井が右足で流し込むが、惜しくもオフサイドで得点は認められなかった。

 投入からわずか3分後に決定機を演出した船谷だったが、その直後に痛恨のプレー。後半29分、PA内に進入したMF戸高弘貴をスライディングで倒し、PKを献上してしまう。町田のPKキッカーはチーム得点王のFW中島裕希。同31分にGK笠原昂史の逆を突いて右足でゴール左へ決め、今季8得点目で均衡を破った。

 ペースをつかんだ町田はさらに畳み掛け、次の1点を奪う。同39分に細かいボール回しの崩しから、戸高がスルーパス。PA内左で途中出場のMF平戸太貴が相手のタイミングをずらして左足でマイナスに折り返すと、もらい直しに走り込んでいた戸高がスライディングしながら左足で押し込んだ。

 町田は4分と表示されたアディショナルタイムでも集中力を切らさず、無失点で今季初の3連勝。水戸は2試合ぶりの黒星を喫した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170716-01641813-gekisaka-socc


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FC町田ゼルビア 2-0 水戸ホーリーホック

得点者

町田  76分 1-0 中島 裕希
町田  84分 2-0 戸高 弘貴

町田市立陸上競技場 入場者数(5,022人)

     町田    水戸
   FK    16    16
   CK    1    1
   PK    1    0
 シュート    6    4
 警告/退場    1/0    1/0

https://www.jleague.jp/match/j2/2017/071601/live/#live


町田 相馬 直樹監督

ここ最近の試合の中でも、暑い環境下での試合でしたが、そうした環境下でも選手たちは前から行く姿勢を表現してくれたなと思っています。その中で前半はボールを大事にできない場面もあったため、そのバランスを改善しないと点を取ることは難しいと思っていました。

とはいえ、前への圧力を失うことはわれわれらしくないですし、その前への圧力がある中で、もう少しボールを大事にする、意図的に攻める形を後半は意識してもらうように働きかけた上でピッチへ選手たちを送り出しました。後半は少し風が吹いて涼しくなった中で、ボールを握るべき場面で握る展開をよく作ってくれました。ただ公式記録を見る限り、シュートを打たせてもらっていませんでしたから、非常にタイトな試合になった中で少ないチャンスを選手たちはよく決めてくれたと思います。

水戸 西ヶ谷 隆之監督

ゲーム全体をとおしては、お互いに徹底させるところを徹底させていたと思います。そこのパワーで町田さんのほうが上回ったかなと思います

夏場のゲームで、ああいうPKなどの些細なプレーで流れが変わってしまう。攻撃ではもっと大胆にやらないといけないし、守備では繊細にやらないといけないのかなと。ここから一つチームとして上に上がっていくために、失点したあと、追い掛けるときにギアを上げるメンタリティーを出していかないといけない。いつも言っていますが、われわれははい上がっていくチームなので、気持ち的に守りに入ったり、テンションを落とすことのないようにシーズンとおしてやっていくことが上に行くための課題だと思います。その部分を強調してやっていきたいと思います。

https://www.jleague.jp/match/j2/2017/071601/live/#coach


 



























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