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小川航基PK弾から2発の磐田、意地のJ1残留!! 東京Vは11年ぶり昇格ならず

 J1参入プレーオフは8日、ヤマハスタジアムで決定戦を行い、ジュビロ磐田が東京ヴェルディに2-0で勝利した。先発起用に応えたFW小川航基のPK弾が決勝点。J2リーグ6位からプレーオフを2連勝した東京Vの“下克上”を退け、J1の座を死守した。

 磐田の出足鋭いプレスに襲われた東京Vはビルドアップを阻まれ、なかなかボールを保持できない。磐田は前半21分にチャンスを迎え、MF田口泰士のパスを受けた大久保が左後方から浮き球パス。小川航には合わなかったが、斜めに走り込んだMF山田大記がPA内左の位置からシュート。これはGK上福元直人が至近距離で防いだが、自力で上回る磐田の猛攻は実った。

 前半40分、山田の絶妙なスルーパスに走り込んだ小川航がGK上福元に倒され、PKのチャンスを獲得する。キッカーは小川航。右足で冷静にGKの逆を突き、ゴール左下隅に沈めた。21歳ストライカーが名波浩監督の抜擢に応える貴重な先制点。引き分けでも勝利が決まる磐田にとって大きな1点となった。

 東京Vはカウンターからゴールに迫ろうとするがなかなか決定機を作れず、後半19分に最後の交代枠を使い、奈良輪に代わってMF李栄直を投入。中盤をダイヤモンドにした4-4-2にシステムを変え、最後の反撃に出る。後半20分、MF佐藤優平が右後方から蹴り込んだFKをFW林陵平が頭で落とし、PA内右のレアンドロが決定的なシュートを放ったが、GKカミンスキーのファインセーブに阻まれた。

 磐田も前がかりになった相手の裏を突いて鋭いカウンターを仕掛け、後半31分にはアダイウトンの突破を起点に小川航からパスを受けた大久保がドリブルで独走し、PA内右から右足シュート。決定的な形だったが、これは上福元が阻んだ。それでも後半33分、PA右手前の位置でFKを獲得。キッカーの田口が狙ったシュートは壁の間を抜いて見事にゴール左隅に突き刺さり、勝負あり。東京Vは反撃及ばず、0-2で敗戦。創設50周年を迎える名門の11年ぶりJ1復帰は叶わず、来季もJ2残留となった。

ゲキサカ:12/8(土)15:58
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?260974-260974-fl




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ジュビロ磐田 2-0 東京ヴェルディ

得点者
磐田  41分 1-0 小川 航基
磐田  80分 2-0 田口 泰士

磐田   東京V
13 SH 2
4 CK 2
16 FK 15

ヤマハスタジアム 入場者数 (14,588人)
天候・気温・湿度 (晴 / 13.3℃ / 27%)

試合情報
https://www.jleague.jp/match/j1j2playoff/2018/120801/live/#live

戦評
https://www.jleague.jp/match/j1j2playoff/2018/120801/live/#photo
















































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