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セレッソ大阪、延長戦を制し元日決戦へ…神戸は初の決勝進出ならず/天皇杯準決勝

天皇杯準決勝が23日に行われ、ヤンマースタジアム長居ではヴィッセル神戸とセレッソ大阪が対戦。試合は3-1でC大阪が勝利を収めた。

関西勢同士の顔合わせとなった準決勝。クラブ初タイトルが懸かる神戸と、JリーグYBCルヴァンカップとの2冠を狙うC大阪の対戦となる。今シーズンはリーグ戦、カップ戦合わせて3試合を戦っている両クラブだが、いずれもC大阪が勝利を収めている。神戸としては、同じ相手に1シーズンで4敗するわけにはいかず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権も懸かっているだけに、モチベーションは高い。対するC大阪は、ルヴァンカップで悲願のクラブ初タイトルを獲得した勢いを、天皇杯にもつなげたいところだ。

前半終了間際には神戸がCKを獲得。MF藤田直之がアウトスイングのクロスを入れるも、中の味方には微妙に合わない。これを守ったC大阪がカウンターを仕掛けるが、スピードに乗って駆け上がるソウザへのパスがずれてしまい、攻撃が止まってしまった。チームの意図が伝わるプレーを見せながらも、大事なところでパスの精度を欠くという、前半の両チームを象徴するようなプレーでハーフタイムを迎えた。

ゲームは次第に膠着状態となっていく。C大阪は77分、福満に代えてFW柿谷曜一朗を投入。一方の神戸も87分にMF大森晃太郎をピッチへ送り込み、状況の打開を図る。すると迎えた90分、その大森が左サイドからゴールへ向かうクロスを供給。これに走り込んだMF小川慶治朗がわずかに触れてゴール右隅へボールを叩き込んだ。スコアレスで延長戦突入も濃厚かと思われた時間帯に、神戸が待望の先制点を奪った。

しかし直後の90+1分、神戸ゴール前で競り合ったボールがこぼれると、キム・スンギュがかき出す。これに反応したMF水沼宏太がジャンピングボレーを放ち、C大阪があっという間に追いついてみせた。試合は1-1の同点で延長戦へもつれ込むこととなった。

延長に入ると、96分にはソウザが遠めの位置から思い切ってミドルシュート。鋭い弾道で枠内へ飛んだが、キム・スンギュが片手でなんとか触ってCKに逃れた。すると98分、神戸がペナルティエリア内でハンドを取られ、PKを与えてしまう。キッカーの柿谷が左を狙ったシュートはキム・スンギュにはじかれるも、すかさず詰めた柿谷が自ら頭で押し込み、C大阪が勝ち越しに成功した。

102分には神戸がサイド攻撃から相手ゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定でノーゴール。逆に114分、相手のパスミスを拾った柿谷が中央のソウザへラストパス。GKと1対1になったソウザが冷静に決め、決定的な3点目を奪った。

GOAL:12/23(土) 15:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171223-00000011-goal-socc


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ヴィッセル神戸 1-3  セレッソ大阪

得点者

神戸  90分 1-0 大森 晃太郎
C大阪  91分 1-1 水沼 宏太
C大阪  98分 1-2 柿谷 曜一朗
C大阪 114分 1-3 ソウザ

ヤンマースタジアム長居 入場者数(24,833人)

     神戸    C大阪
   FK    21    21
   CK    4    6
   PK    0    1
 シュート    6    15
 警告/退場    1/0    4/0

https://www.jleague.jp/match/emperor/2017/122301/live/#live


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