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琉球、樋口監督を解任…前半戦は3位で折り返すも、直近7試合で1分6敗「チームの立て直しを図るため」

 FC琉球は10月20日、樋口靖洋監督の解任と、喜名哲裕ヘッドコーチの監督就任を合わせて発表した。

 クラブは「目標のJ1昇格が厳しくなった今、直近の7試合の戦績(1分6敗)を踏まえ、今季の更なる上位進出を目指すと同時に、来シーズンに向けての準備としてチームの立て直しを図るため、第34節の愛媛戦をもって樋口靖洋監督との契約を解除いたします」と理由を説明している。

  樋口監督は琉球がJ2に昇格した2019年から指揮を執り、1年目は14位、2年目は16位と残留に導くと、3年目の今季は折り返し時点(21節)で3位と好成績を収めていた。しかし故障者が相次いだ影響もあり、後半戦になると黒星がかさみ、チームの立て直しに苦労。34試合消化時点で8位に落ちていた。

SOCCER DIGEST Web:10/20(水)
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=99801



FC琉球公式:樋口靖洋監督 解任のお知らせ

このたび、FC琉球は10月18日付で樋口靖洋監督との契約を解除することを決定いたしましたのでお知らせします。

目標のJ 1昇格が厳しくなった今、直近の7試合の戦績(1分6敗)を踏まえ、今季の更なる上位進出を目指すと同時に、来シーズンに向けての準備としてチームの立て直しを図るため、第34節の愛媛戦をもって樋口靖洋監督との契約を解除いたしました。


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樋口靖洋(HIGUCHI Yasuhiro)監督

  • 生年月日 1961年5月5日(60歳)
  • 出身地 三重県
  • 選手経歴 四日市中央工業高校→日産自動車サッカー部
  • 指導経歴
     1985-1998 日産および横浜F・マリノス各世代アカデミーで指導
     1999-2005 J1 横浜F・マリノス コーチ
     2000           ナビスコカップ優勝
     2003、2004 Jリーグ年間優勝
     2006-2007 J2 モンテディオ山形 監督
     2008-   J1 大宮アルディージャ 監督
     2009-   J2 横浜FC 監督
     2010-2011 J1 横浜F・マリノス コーチ
     2012-2014 J1 横浜F・マリノス 監督
     2012           リーグ戦4位 天皇杯3位
     2013           リーグ戦2位 天皇杯優勝 ナビスコ3位
     2014           リーグ戦7位 ACL出場
     2015-   J1 ヴァンフォーレ甲府 監督(5/10まで)
     2016-2018 J3 Y.S.C.C.横浜 監督
     2019-   J2 FC琉球 監督

  • 資格 日本サッカー協会S級コーチ
  • 樋口靖洋監督 挨拶
    「残り8試合を残してチームを離れる事になり、チーム関係者、選手・スタッフは勿論、 これまで応援して頂いたファン・サホーターの皆様に大変申し訳なく思います。
    最後までやり切れなかった事は、本当に残念であり悔しい気持ちが強く残っていますが、 J1昇格の可能性がほぼ無くなった事と、直近の戦績の結果責任は監督にあり、このクラブの判断は受け入れなければいけないものだと思っています。
    FC琉球では3シーズンに渡り指揮を執らせて頂きました。
    ホップ・ステップ・ジャンプとチーム力を上げ、3年後には J1にチャレンジするという目 標をクラブと共有し、チーム作りを行ってきました 今シーズン、9月以降難しい試合が続き失速してしまいましたが、シーズンの2/3を昇格の可能性を持って戦うことが出来ました。これは選手の成長と頑張り以外の何ものでもありません。
    共に戦った選手・スタッフを誇りに思います。
    昇格という目標は叶いませんでしたが、「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」を貫き、そのスタイルを積み上げ、クラブの礎となるものは築けたのではないかと思います。
    コロナ過の難しい状況にも関わらず、練習グラウンドを御提供頂いた自治体の皆様、いつも素晴らしいグラウンドを用意して頂いた、芝生管理の皆様、経済状況の厳しい中でもご支援を頂いたスポンサーの皆様、そしてスタジアムに足が運べない中でも応援を続けて頂いたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。

    今後のクラブの発展とFC琉球に関わる全ての皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。
    これからは、FC琉球のファンとして大好きな沖縄を訪れたいと思います。」
    樋口 靖洋

琉球フットボールクラブ株式会社

倉林啓士郎 代表取締役会長コメント

「樋口監督には、FC琉球がJ3リーグからJ2リーグへ戦いの舞台を移した2019シーズンから、クラブとして新しくレベルを試された難しく不安もある時期を3シーズン共に過ごして頂きました。

いつもチームやクラブに対して献身的で、目の前の勝利のためにプロフェッショナルとして挑戦を続ける樋口監督のもと、チームは「沖縄の青い空と海に似合う攻撃的なサッカー」 スタイルを築き上げ、3シーズンを戦い抜いてきました。

特に今シーズンはコロナウィルスの影響を受けながらも、開幕から素晴らしいパフォーマンスを発揮して、J1昇格の可能性を感じさせ、ファン・サポーター・関係者に感動と喜びを与え続けてくれました。

シーズン最後まで一緒に仕事をすることを楽しみにしていましたが、この数ヶ月は私達が思い描いていたような結果にはならなかったことを、とても残念に悔しく思っています。

樋口監督のこれまでの多大なる貢献にクラブを代表して感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました。

FC琉球公式https://fcryukyu.com/news/29744/


FC琉球公式:喜名哲裕ヘッドコーチ 監督就任のお知らせ

FC琉球は、樋口靖洋監督の解任に伴い、後任として喜名哲裕ヘッドコーチが監督に就任することが決定しましたのでお知らせします。


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喜名哲裕 (KINA Tetsuhiro)新監督

  • 生年月日 1976年12月10日(44歳)
  • 出身地 沖縄県那覇市
  • 選手経歴 
     沖縄・小禄中→沖縄・那覇西高校
     1995-1999  名古屋グランパス
     2000-2003 FC東京
     2004            大宮アルディージャ
     2005            アビスパ福岡
     2006            東京ヴェルディ1969
     2007-2009 ロアッソ熊本
  • 指導歴
     2011-2013 Wウィング沖縄JFC監督
     2013-2015 Wウィング沖縄FC監督
     2016           FC琉球トップチームコーチ兼U-18監督
     2017-             FC琉球ヘッドコーチ
     2021・10月 FC琉球 監督

  • 資格 日本サッカー協会S級コーチ
  • 喜名哲裕 新監督 コメント
    「この度、FC琉球の監督に就任させていただきました喜名哲裕です。今回の監督交代はヘッドコーチとしてサポート出来なかった責任を強く感じております。
    2016年よりFC琉球トップチームに携わり多くのことを学び成長させていただいた中で恩もありますし今回、監督を引き受ける決断をいたしました。
    これまでチームが積み上げてきたものを大切にしながら、さらに前進させ攻守ともにアグレッシブに戦い、FC琉球らしい躍動感あるサッカーを展開していきたいと考えております。
    多くのサポーターの皆様に応援していただけるよう強い覚悟を持って今シーズンの残りをチーム一丸となって戦い抜きます。熱いご声援のほど宜しくお願いします。

琉球フットボールクラブ株式会社

倉林啓士郎 代表取締役会長コメント

「今シーズン残り8試合は、沖縄県出身者でもある喜名ヘッドコーチが新監督となり指揮をとる事になります。

沖縄初のJリーグ監督として、持ち前の柔軟な発想と思い切りの良さで、チームを勝利に導いてくれる事を期待しております。

「沖縄とともに、強くなる。」

チームを支えて頂いているファン・サポーター・パートナーの皆様にも、引き続きのご支援・ご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。」

FC琉球公式https://fcryukyu.com/news/29745/



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